部族民通信ホーム歳と人類学の頁 更新2020年3月31日 開設令和元年5月20日
 
酋長
彼は村を
訪問した
      
     人類学神話学のページ
 
理念と実体、
レヴィストロースは
人類学に哲学を導入した
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本稿の掲載にあたりPDFを2作を作製した

神話システムの骨格 1
同2 (3月31日)
 NEW 
第三作目は神話の鏡像化
神話の鏡像化(ラセミスム) (3月31日) NEW
 「裸の男」を読む 続き 上 (人類学) 2020年3月31日 NEW
Lynx(山猫、優柔不断、余計な事をしでかす)は悪夢にうなされ、男屋を離れ実家(母、姉妹の住む小屋、通過儀礼の後にはみだりに立ち入らない)に床を移した。妹(Plongeon)は、別の来訪者を気にしていたから寝る前に香り良い樹脂で身を塗りたてていた。渡りに舟、寝入るすきに乗じLynxは妹と交合した。翌朝、身の樹脂に張り付いた毛模様から、それが兄Lynxと妹は知った。続きを読む
「裸の男」を読む 続き 中 (人類学) 2020年3月31日 NEW
Aigle(ヒロインPlongeonの姉)は湖畔に住む兄弟に狩りの道具を与える。彼らが狩るのは野ブタ(viande肉)ではない。食べられないアビである。PDFにて解析した三角形の図式「竈の火+狩猟道具=料理」を手段として、目的の「肉」に向かう弁証法の方向は逆となる、これはすなわちanti-chasse反狩猟である。続きを読む

「裸の男」を読む 続き 下 (人類学) 2020年3月31日 NEW
神話とは基準となる正位の構成(armature)がまず語り継がれ、いずれ逆位の筋立て(これもarmatureの一つ)が、あたかも音楽理論の対位法のごとく、しかるべく位置に創出される。両者はラセミ葡萄酸的な、鏡をはさむ両側、実体にたいする鏡像としての位置関係を形成し、鏡像は実像を左右逆転すると同じく、逆位armatureも正位神話の構成を逆転している。続きを読む
 この図神話システムの内訳」を解説している。
水鳥アビ
 
中世の大騒ぎCharivari
Charivari大騒ぎ、周期性の遵守 ネットの炎上 上 (人類学) NEW
再婚、再々婚する人物の戸に向かって一晩中軽蔑の騒音を立てていた。歳の差の激しい婚姻にも同じ仕打ち。歓迎されない婚姻とは歳の差が上げられるがそれ以外、妊婦の花嫁ながら白い結婚(別人の夫)、少年(少女)の金のための身売り婚が上げられる2020年2月29日 投稿 続きを読む
Charivari大騒ぎ、周期性の遵守 ネットの炎上 下 (人類学)NEW
古代の日蝕大騒ぎ、中世ウワナリ打ち、そして今も続く金目当て結婚を一つの原理に結びつけると、思想は「周期性」への固執です。周期性を破壊しかねない行為、現象に対する部族民の怖れが怒りに替わって表出した。 2020年2月29日 投稿     続きを読む
 中世に遡るウワナリ打ち(後妻苛め)の風習、広辞苑のネットサイトから
   地獄は身の内l'enfer, c'est nous-meme 2最終)2019年12月15日NEW
続きを読む
本稿は2019年7月に投稿した地獄は...1の続きです。前の投稿分に結合している)
 
   「裸の男HommeNu」神話学4巻を読む3(最終)  人類学 投稿2019年11月30日NEW
末弟をテント奥の地下穴に隠す。姉は実弟との姦淫する欲望を抑えもしない。姉は弟を引き連れる途中で露営する。婚たわけが発生した。村は姉の火付けで壊滅し、全族民が焼け死んだ。両の神話では社会制度においても否定(罪)、反動(罰)、総括の蠢きをみる。
 本投稿に当たりPDF2頁を作成した
  「裸の男HommeNu」神話学4巻を読む 2 人類学 投稿2019年11月15日NEW
妹だろう。違うわ。返答は叔母、母、いとこ続くけれど妹からーNonが返される。親族関係の言い回しは、、それを口に出すまいと残しておいた、一つの間柄しかもはや兄には残されない。その答えEpouse伴侶を口に出してしまった兄に妹のそうよーOui、がすぐに返された。以来、<bienque frere et sœur, ils vecurent comme des époux>兄妹なれど夫婦として過ごした。 
 Klamath族の母子
 
本書中表紙
 「裸の男HommeNu」神話学4巻を読む 1 人類学 投稿2019年11月15日
二人を跳ねとばした。しかし助けられたのは背の子のみ、それも手足胴がばらけ飛び散り、勢いはそがれず母親は飛びこみ焼け死んだ。
 
 Genipa紫の染料、夜問い男の頬を染めた  神話から物語りへDu Mythe Au Roman 1   (人類学 投稿2019年10月31日
最終巻「裸の男L’homme」。読み進んで「単純な構成の神話が伝播を重ねると複雑化する」現象が、たどる行の目の下の行間、頁のすきまに書き込まれている。あの2部が教える所だはたと気づいて読み直した次第となります。

神話から物語りへDu Mythe Au Roman 2 (人類学 投稿20191031日)
最外周、すなわち最も多く語られる「月の妻、Arapaho娘が月に誘われ妻」となる筋をを基本形式とした。内側をヤマアラシの逸話(ヤマアラシに変身した月が娘を誘う)が囲む。神話とはこのように基本から分岐へと伝播拡大

神話から物語りへDu Mythe Au Roman 3 最終回 (人類学 投稿20191031日)

猿がでっかいおならを放ってコロロマンナも大笑いした。悪魔の親玉はこんなにすごい騒音は出せなかったと悔やんだ

 クモ猿、挿絵は「生と料理」から
 アラパホ族少女が月に娶られた、蛙世界を破壊した彼女は人類恩人でもある 「食事作法の起源を読む」続き 1 (人類学) 10月15日投稿 
舞台は北アメリカ、出演者は先住民。西部劇に出てくる実直で礼儀正しい、嘘をつかない方の「インディアン」です。
    
  
「食事作法の起源を読む」続きの
2 完
 
(人類学) 10月15日投稿  
数え方には
2通りある。一は基本数詞(nombre cardinal)、これは「conception内包される概念」による数え方、1からはじめて2,3,4へと進む。概念なる理由は個々の数詞に数量の意味「=概念」が含まれるから。2と言えば2個、2ccと分かる。故に数列から取り出しても5個、10個と数量を伝えられる。
 数え方の思想
中野浩一20連勝ならず
 アラパホ族婦人の正装
食事作法の起源1,2,3
で作成した3葉のPDFに近道リンク(これを理解すれば本書(前半)は全て理解するも同然、いわば攻略本、ロゴをクリック)1基準のM1神話とモンマネキアサワコを比較した   2 文化の3角形
3 文化パラダイム

神話学第3巻「食事作法の起源」PDFの解説 2019年10月15日投稿
レヴィストロース神話学第3巻「料理作法の起源」を「続き」と合わせて5回投稿と成りました。休止してこれまで作成したPDFをまとめ解説します。 
 
 

 神話学第3巻「食事作法の起源」を読む 1 (人類学) 2019年9月30日投稿
猟師(chasseur)である。あらゆる神々(les demiurges=俗神)の合意により(水世界、洪水の地から)釣り上げられた。神々はモンマネキをして新たな人間世界(la premiere humanite)を創造せしめると決めたわけだ。老母と共、親子二人の最小家族で、火(M1bororo神話に源をたどれば、ジャガー妻(人の女)から盗んだ調理(文化)と狩猟(道具と技はジャガー譲り)で村を成した。続きを読む

食事作法の起源を読む 2 (人類学)2019年9月30日投稿
「ちょっとした物」とはバナナ、パイナップル、サトウキビ、スイカ、ピーマンなど。両手に一杯抱えていた。ちょっとしただなんて、アサワコは謙遜したのだ。帰り道に彼女は尋ねる「あなたってきっと、素適な狩人なのよね」Wai..は道を外れ森に入った...続きを読む

食事作法の起源を読む 3 最終 (人類学) 2019年9月30日投稿
婚姻規則とは例えばcerabokodori支族の男は円心を挟んだ対心に位置するarore族の女としか結婚できない。男女を逆にしても婚姻の規制は「対極」の支族との婚姻。支族内での婚姻は認められない。部を同じにする男女は「近すぎる」から婚姻を結べない。対向する部の特定の支族が「ほどよい」距離で婚姻を認める。族外の者は「遠すぎる...続きを読む
 




   レヴィストロース自ら語る夕日考 (人類学 8月31日投稿
これ以降の作品は思索というか批評への志向が強く多くは短編である。著述活動の、ある意味では終着点に立ったレヴィストロースの精神を探るに
Finale解読は必須となるが、そこにおいて初期作品の軽いエッセイ風の一節をその章の名と共に引用していたとは驚きだった。
 L'hommeNu裸の男
   信じやすさの機能  (人類学 2019年8月30日投稿)
治療の手際を見て俗医師に「日曜まで滞在しないか、薬草採りの手下が到着する。奴らに予防術(vacciner免疫)を施してもらいたい」と依頼した。報酬は一人あたり5フラン、人数は書かれてないが10人とすると50フラン。俗医師はすぐさま引き受けた。

信じやすさと疑い深さ、
社会機能をPDFにまとめた
 
 木の婚約者は未通、キツツキが開いた レヴィストロース神話学第二巻「蜜から灰へDu miel aux cendres」紹介 の前文
 

レヴィストロース神話学第二巻「蜜から灰へDu miel aux cendres」紹介1
シラミをつかんでエイャで潰したキツネの爪がキツツキの皮膚を破った。イテテ、何しているんだ、しかしいつもの手際良さがないぞ。疑い深めたキツツキはシロアリに<Pleine de soupcons, Pic prie une fourmi de mordre sa soi-disant femme a la jambe>「あなたの妻よ」と自称する女らしきヤツの足を噛みついてくれと頼んだ(一部)続きを読む

レヴィストロース神話学第二巻「蜜から灰へ Du miel aux cendres」紹介 2
獲物を狙うのではない、彼は矢を空にはなつ。放物を描いて獲物の背を抜くのだ。翌日から兄弟は獲物多数を担ぎ戻る。   2019年7月15日投稿
 バク
   地獄は身の内1 enfer c'est nous-meme (人類学
昔から「汚れ」は外。サルトルの名文句L’enfer c’est les autresに集約される。一方、新大陸先住民はどの部族にしても、汚れは身の内としている。ここで(L’enfer, c’est nous-meme、地獄は我々)なる句を        (元年7月1日出稿
地獄は身の内l'enfer, c'est nous-meme 2最終)2019年12月15日NEW
穢れはなにがしかのきっかけで、戒めとして外に出る。きっかけを祟りと伝える...個人の穢れのみでは説明しきれない突発的不具合も露見する。親の祟り、先祖7代の祟りなどとそれらを教える。続きを読む
 土偶にも「地獄は身の内」が流れる
 野ブタ、文化創成において火を補完する
(生は自然、火が文化)

 生と調理LeCruetLeCuitシリーズ 全4回 (2019年6月投稿 PDFなど12月加筆)

神話学 第一巻 生と調理 1  (人類学) 南米先住民神話によれば自然とはそこにある現実で、それは連続し混乱している。事象は統制もなくめんめんと継続する反復の世界である。そこでは....続きを読む(元年6月15日投稿)

神話学 第一巻 生と調理 2 (人類学)
 人は語り皆がその耳を、話しの流れに傾ける。一つの筋立てを一の部族民族が語りに継いで、伝える者も聞く人も世代の移りに交替するけれど、流れる筋の意味合いは語りの口に、聞き手の耳にだだ残り、進む運び流転の戻りは伝播のさなか...続きを読む (元年6月15日投稿)

神話学 第一巻 生と調理 3 (人類学)
絶壁に鳥(金剛インコ)の巣に雛を求める親子。子の非協力ぶりに父親は怒りハシゴを外し自分だけ村に戻ります。子はトカゲの生食で飢えをしのぎますがハゲワシに尻穴を..(死ぬ)
続きを読む(元年9月10日投稿)

神話学 第一巻 生と調理 4 
(人類学)
男達は(女房どもと密通していた)カワウソをおびき寄せ、一匹を除き殺戮した。女の大漁は止み、今度は男が女をあげつらう番になった。女は面白くない。トゲの混じった汁を男に供した。一気に呑んでトゲが刺さり男は「うっうっ」としか発声できない喉になった。そして野ブタになったとさ。続きを読む(元年9月10日投稿)
クリック Isophorme/Heterophormeとは(12月作成)

生と調理の巻頭「序曲」から名言
良き教師はは答を用意しない





生と調理の内表紙
 ポケット版表紙



内表紙
 悲しき熱帯の真実 前文 
ポケット版の1頁目はレヴィストロースの紹介。(元年11月30日作成) 続きを読む
悲しき熱帯の真実 1
 (人類学)
主人公「je私は」の語りを通し、筋の流れが進む。例えればジッドの狭き門、古典「土佐日記」で用いられている「journal」のスタイルである。「私なる」男が外界世界をどのように受け止め、解釈を深めていくかに本書のテーマが成り立つ。学術文になり得ないから人類学、哲学の素人にも分かりやすい。続きを読む
(元年5月30日投稿、同8月加筆部分を含む)


悲しき熱帯の真実 2 (人類学)
死んでも死骸には意識がある、死んだらモノに果てる信心
民族学、社会人類学の若き研究者としてレヴィストロースは、ブラジルマトグロッソ先住民のCaduveoカデュヴェオ族Bororoボロロ族、Nambikwaraナンビクバラ族、Tubikawahibチュビカヴァヒブ族を現地調査している....続きを読む
(元年5月30日投稿)

悲しき熱帯の真実 3
 (人類学)
小動物および全ての魚と鳥は人間世界に所属する。しかし地に棲む幾種かの動物は物質(自然)界に属する。ボロロ族男の生きる今は人としての形であるが、魚と金剛インコの間の....
続きを読む(元年5月30日投稿)
 
アラカルトレヴィストロースの笑い
 
悲しき熱帯  「夕日考 船上から」
レヴィストロースは午後に座り夜が下りるまで空を見続けた。日の動きの怠慢、傾きかけてまだ残る、ぬくさの日差し、けだるい西日。日の沈みこみが水平を犯し海の黒みに潜り込み、天空が溶けて暗闇に紛れて、穏やかさが海を覆う。 日一日の活動のやり足りなさを思い返し、夕べこそ今日の終点明日の基点と願いつつ、海上のレヴィストロースが農夫に己を写し夕日をかく、語った
(令和元年5月30日投稿)続きを読む
 
外洋船Paquebot
メンドーサ丸(写真クリック)